サンユー都市開発の新築一戸建ての街
構造用耐力面材には、国土交通大臣認定を取得した、９㎜厚パーティクルボード「novopan STPⅡ」を採用。阪神淡路大震災後に改正された新基準評価方法で行われた試験で、木造軸組工法（大壁）で、約2.9倍の壁倍率（壁の強さ）を取得。筋かい耐力壁に比べ、地震や台風による水平方向の力を分散して、高い耐震性を実現します。
一般的に建物の揺れを軽減するには、建物の重量を軽く、重心は低くすることが有効とされています。カラーベスト「コロニアルグラッサ」は、一般的な陶器瓦の２分の１以下という軽さ。万一の地震にも暮らしの安心を守ります。さらに紫外線に強い無機系塗膜「グラッサコート」の採用により、年月を経ても色褪せを抑制し、美しさを永くキープします。
地震時、建物はまず地盤とともに土台が揺れ、次に梁が揺れます。揺れを抑えるためにはこの土台と梁の揺れを吸収する必要があります。「GVA」は、この土台・梁の間に大きなダイヤモンドフレームを組んで、上下部の制震材搭載部で効率よく吸収する構造となっています。
耐震構造のみの建物とGVA使用の建物に、同様に阪神淡路大震災級の震度７の地震波を与えたところ、前者は最大250㎜も揺れを記録し倒壊しました。一方GVAの方は、最大72.5㎜の揺れ幅。約70％もの揺れの軽減を実現し、損傷はほとんど認められませんでした。
GVAダイヤモンドフレームの土台・梁の接合部分が制震ダンパーです。ここに建物の揺れが伝わると、複層構造の制震材が伸縮し、その摩擦で揺れにブレーキが掛かる仕組み。この揺れのエネルギーを熱エネルギーに変換して吸収する最先端技術を採用しました。また左右15㎜の可動域を持つスライドロック機構も採用。繰り返す揺れに何度でも対応できます。
柱・梁・土台などの構造材によって骨組みをつくる木造軸組工法。〝しなり〟という特性を持つ厳しく品質管理された木を素材とし、その総合力で地震や台風など大きな加圧に対する耐久性を高める日本の伝統工法です。これに加え、信頼性の高い構造用耐力面材も採用。さらに基礎には、家の荷重を底面全体で受け止め、建物の安定性を高める“ベタ基礎”とするなど、あらゆる角度から建物の耐久力を高めています。
建物の外装材には、仕上がりの美しさとメンテナンスコストの大幅削減を実現する「Fuge」を採用。壁面接合部を４方向とした〝四方合いじゃくり〟構造により、シーリング目地が大幅に減り、継ぎ目が目立ちにくい美しい外装に仕上がります。さらにシーリングには、超高耐久シーリング「プラチナシール」を採用。水、湿気、熱に強い接着性能を持ち、長期間にわたり雨水の浸入を防ぎ、シーリングの黒ずみや割れを防ぎます。また外壁には、超高耐候塗料「プラチナコート」を使用。さらに雨で汚れを洗い落とすセルフクリーニング機能「マイクロガード」の併用により、10〜15年ごとに必要であった再塗装工事の期間を大幅に延ばすことが可能。ランニングコストを大きく抑制することができます。
建物の柱と柱との間など複雑な住宅構造部分に充填する発泡ウレタン。水の力を利用して現場発泡させるため、細かい部分にまで隙間なく充填させることができます。長期間にわたって優れた気密性、断熱性が維持できるため、省エネ性能も高く冷暖房費も大幅に節約できます。また有害物質ホルムアルデヒドの発生もなく、結露も抑制。細かな連結気泡構造による高い吸音性能で静かな住空間も実現します。
「アクリア」は、シックハウス症候群の原因のひとつとなるホルムアルデヒドを材料に含まない健康住宅向け高性能グラスウール断熱材。耐火性、吸音性にも優れています。
