構造用耐力面材には、国土交通大臣認定を取得した、9㎜厚パーティクルボード「novopan STPⅡ」を採用。阪神淡路大震災後に改正された新基準評価方法で行われた試験で、木造軸組工法(大壁)で、約2.9倍の壁倍率(壁の強さ)を取得。筋かい耐力壁に比べ、地震や台風による水平方向の力を分散して、高い耐震性を実現します。
阪神大震災などの大地震の後には繰り返し余震が起こるため、本震は耐えることができても、余震で倒壊する可能性が大いに考えられます。 しかし、Kダンパーなら国土交通大臣認定の耐震性能と制震性能を兼ね備えているため、震度5強以上の大きな揺れも、余震のような小さな揺れも、すべての震度をカバーできます。
※Kダンパーは、震度3~4程度までは耐震壁として機能し、それ以降は制震ダンパーとして効果を発揮します。層間変形各1/250~1/200程度から、最大限のエネルギー吸収効果を発揮します。
柱・梁・土台などの構造材によって骨組みをつくる木造軸組工法。〝しなり〟という特性を持つ厳しく品質管理された木を素材とし、その総合力で地震や台風など大きな加圧に対する耐久性を高める日本の伝統工法です。これに加え、信頼性の高い構造用耐力面材も採用。さらに基礎には、家の荷重を底面全体で受け止め、建物の安定性を高める“ベタ基礎”とするなど、あらゆる角度から建物の耐久力を高めています。